助教 苅谷 彩香

Profile

役職
助教
出身校(卒年)
藤田医科大学(2013年卒)
経歴
2013年 愛知厚生連海南病院 初期研修医
2015年 藤田医科大学医学部 麻酔・侵襲制御医学講座 入局
資格
麻酔認定医
所属学会
日本麻酔科学会、日本集中治療学会、日本呼吸療法学会、日本心臓血管麻酔学会
助教苅谷 彩香Ayaka Kariya
苅谷 彩香

藤田麻酔科のいいところ

 やはり「教育こそすべて」を実践しているところだと思います。西田教授をはじめとした医局員全員が教育ということを大切にしています。日々の診療の中で近くに上級医がいてすぐに教えを受けることができる環境はなかなかありません。日々の疑問や自分では解決できない些細な問題など気軽に上級医や同期、後輩達に聞くことができるからなのか、人間関係が良好で仲が良いことは当教室の自慢のひとつだと思います。

なぜ藤田麻酔科を選んだのか? なぜ麻酔科医になったのか?

 私が麻酔科医になろうと思ったのは医学部5年生の臨床実習のときでした。実はその時まで恥ずかしながら、麻酔科医がどのような仕事をしているのか理解していませんでした。しかし、実習で麻酔科医の仕事、考え方を知ることができ、もっと知りたい、自分もこんな風になりたいと思うようになり、麻酔科を志しました。研修医で様々な科をローテートしましたが、麻酔科での研修で学んだことは医師としての基本であるということを再認識しました。麻酔科医になれば、目の前で死にそうな人がいても、一時的な救命をすることはできるようになるかもしれない、そう思うようになり、麻酔科医になろうと思いました。
 当医局への入局を決めたのはやはり母校であり、私が学生時代にこんな麻酔科医になりたいと思わせてくださった先生方がいるところで学びたかったからです。こうなりたいと思える人が近くにいることで、自分もその人に少しでも近づこうと努力できるのではないかと考え、入局をきめました。

仕事の楽しみややりがいは

 やはり大きな手術や、リスクの高い麻酔を任された際に、大きな問題もなく、何事もなかったかのように患者さんが目覚めたときにやりがいを感じます。手術前から患者さんそれぞれの問題点を洗い出し、手術中に起こりうる最悪の事態を想定し、それに対してどのように対処するか、どのように予防していくか、といった準備を十分に行う。当たり前のことですが、1つとして同じ症例はなく、最善の麻酔計画を考え実行することは難しいですが、楽しさをかんじます。
 また、当教室では手術麻酔だけでなく、ICU管理なども経験でき、様々な状況で経験を積めることで確実に自分の医療の幅は広がっているなと実感できることもやりがいのひとつになっています。

今後の目標は

藤田麻酔科を考えている入職希望者へのメッセージ

 当教室では本当に様々な症例を経験できます。そして素晴らしい教育者がたくさんいます。若手も多く和気あいあいと仲良く楽しく学んでいます。
一度見学に来てこの雰囲気を味わってみてください。きっと一緒に仕事がしたくなるはずです。一緒に当教室を盛り上げていきましょう。