研究について
との西田教授の号令の下、われわれは市中病院にいた頃から、積極的にアカデミックな活動を行ってきました。特に下村はハーバード大学で5年以上の基礎研究を行ってきた経験豊富な研究家であり、現在も「腸管免疫におけるB-cellの役割」について研究を続けています。
今後は大学の特色を生かした研究を進め、基礎を含めた各部門、他大学、産業界とも連携をとり、研究を進めていこうと考えています。現在進行中の代表的研究には以下のものがあります。
- 侵襲に対する生体反応の制御
- 臓器不全の病態生理の解明とそれに立脚した治療手段
- 高効率血液浄化法による臓器不全治療
- Sepsisに対する効果の検討
- Acute Respiratory Distress Syndromeに対する効果の検討
- 循環不全に対する効果の検討
- 免疫反応に対する効果の検討
- 劇症肝不全に対する効果の検討
- 各種重症病態におけるhumoral mediatorの関与の解明
- 早期経空腸栄養の重症患者管理おける有用性の解明
- 腸管免疫の基礎的研究
- 血清亜鉛と侵襲の程度の関係
- 侵襲下における呼吸筋とサイトカインの関係