大学院生の一週間

ある大学院生の一週間

大学院生の一日

当医局では「臨床での疑問(Clinical question)を研究する」「野戦病院になるなアカデミック。。。」という、医局、教授の理念に基づき、研究を行なっています。
毎年、数名の医局員が大学院に進学しています。
大学院生は医師だけでなく、薬剤師、獣医など、幅広く受け入れているのも当医局の特徴かと思います。
社会人大学生と???がありますが、多くは社会人大学院を選択しています。
講義は平日の夕方にあり、医局員の先生の助けもあって、臨床業務の傍ら、講義やセミナーを聴講できています。週に1日、研究日をいただき、研究を進めています。
Da vinci®︎センターでのブタの実験や臨床免疫制御医学講座の森山 和広先生との共同研究もあり大変魅力的な研究室となっています。

大学院での研究内容は、麻酔分野、集中治療分野があり、その中から選択することができます。研究内容に関しては、毎月、教授や森山先生、下村先生、実験助手の加藤 由布さんなど研究に長けている先生を交えて相談し、決定しています。

ご興味ある方は、是非見学にいらしてください。

大学院生の一日

「どんなに忙しくても野戦病院になるな、常にアカデミックな意識を抱き続けよ!」
豊富な症例数や稀な症例が経験できる臨床的な側面だけでなく、大学病院に籍を置くメリットとして『研究』があります。
昨今の臨床現場には数多くのガイドラインがあり、それをみれば及第点を取るための答えがあります。しかしながら、我々の主戦場である麻酔・集中治療ではガイドラインに従うだけの治療では、多彩な臨床経過をたどる患者を救命することはできません。
個々の症例から現時点で最優先に解決しなければならない問題を提起し、それを解決するための道筋を模索する、その繰り返しがなければ麻酔・集中治療で良好な治療成績は望めません。また、現時点で推奨される治療法・知見のうち、十分なエビデンスがあるものは少なく、数年後に推奨自体が真逆になるものも多々見受けられます。日常臨床で生じた素朴な疑問(Clinical question)を解決するために、最新の(過去の)知見を探す、そこから研究は始まります。興味や疑問のない分野で地道な研究を行うのは辛く、効率も望めません。特に基礎研究をスタートした直後は、何のために研究を行なっているのか、その目的を見失いがちです。当科の大学院生は研究だけに偏ることなく、専門医などの資格取得を見据えての日常臨床を行いながら、臨床に即した研究テーマでの基礎研究を行なっています。

  1. 侵襲に対する生体反応の制御
  2. 臓器不全の病態生理の解明とそれに立脚した治療手段
  3. 高効率血液浄化法による臓器不全治療
    • Sepsisに対する効果の検討
    • Acute Respiratory Distress Syndromeに対する効果の検討
    • 循環不全に対する効果の検討
    • 免疫反応に対する効果の検討
    • 劇症肝不全に対する効果の検討
  4. 各種重症病態におけるhumoral mediatorの関与の解明
  5. 早期経空腸栄養の重症患者管理おける有用性の解明
  6. 腸管免疫の基礎的研究
  7. 血清亜鉛と侵襲の程度の関係
  8. 侵襲下における呼吸筋とサイトカインの関係

基礎研究だけでなく、日常臨床で生じた素朴な疑問(Clinical question)を解決するための臨床研究も行っています。経験豊富な西田教授、下村講師に加え、臨床免疫制御医学講座 森山準教授にもご指導いただき、臨床研究・基礎研究を進めています。また当科スタッフにDavinci®︎センター専属の獣医師も在籍しており、より専門的な動物実験も可能となっています。
社会人大学院生のとある1週間
・週一回程度のICU業務→ 当直 (当直明けは午後フリー)
・麻酔業務(小児・心臓麻酔も含め) 院生以外と区別なく割り振られます
・週 1日の研究日
・週 1日の外勤(AM/PM)
・研究課題を達成するための進捗状況の報告/問題点・改善点のdiscussionを行う
大学院生meetingの開催
最新の知見だけでなく、ベーシックな研究手技、統計・解析方法など研究を効率よく行うため、様々な講義やセミナーがあります。社会人大学院生は、夕方からの講義・セミナー積極的に参加していただいています。

ご興味ある方は、是非見学にいらしてください。

一週間のスケジュールSchedule

麻酔/授業(17時~)
外勤
ICU
明け
研究日/授業(17時~)
休み/研究日
休み

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【外勤について】毎週1日、各自外病院へ出向しています。