助教 前田 舞

Profile

役職
助教
出身校(卒年)
藤田保健衛生大学(2008年)
経歴
2008年4月 藤田保健衛生大学病院 初期研修医
2010年4月 藤田保健衛生大学 麻酔・侵襲制御医学講座 助手
2012年4月 藤田保健衛生大学 麻酔・侵襲制御医学講座 助教(定員外)
2016年10月~現在 藤田保健衛生大学 麻酔・侵襲制御医学講座 研究員
資格
麻酔科標榜医、日本麻酔科学会(認定医、専門医)
所属学会
日本麻酔科学会、日本集中治療医学会、日本臨床麻酔学会、日本区域麻酔学会、日本心臓血管麻酔学会、日本急性血液浄化学会

藤田の良いところ

『教育こそすべて』という言葉が教室理念となっていることからもわかるように当講座では教育が大事にされています。教授をはじめとする当講座の先生方は教えるのが大好きで、ICUでの研修をされる学生さんや初期研修医の先生はそれを体感されるのではないかと思います。入局してもそれは変わらずで、そのうちに自分も教えるのが好きになっているという感じです。そういった環境が医局員を育てくれているのだと思います。

また当講座には私も含めてママさん麻酔科医が増えてきており、それぞれの状況、希望に応じて可能な限り対応して下さいます。私の場合は、一昨年出産した娘に重度の障害があり、通常の勤務がなかなか難しく、仕事に復帰することをあきらめていた時期もありました。しかし、教授に相談したところ、働きたいのであればと対応していただき、医局の先生方にもご理解ご協力いただいて、現在働くことができています。とても感謝しています。こんなに丁寧に対応して下さるのはママさんにとってはとてもいいのではないかと思います。

なぜ藤田麻酔科を選んだのか? なぜ麻酔科医になったのか?

私は研修医になった時点で将来進む科はまだ決めておらず、漠然といくつか候補の科があるかな、というような感じでした。麻酔科に関しては学生時代の講義では興味深いと感じており、また臨床実習でも(その当時の麻酔科は手術麻酔メインでした。。。)面白いという印象がありました。反面、集中治療は学生時代の私にとってはあまり印象になく、興味を持てる分野ではなかったように思います。

集中治療に興味を持ったのは、初期研修の当院麻酔科ローテート中でした。その当時まだICUは開設されていなかったので、先生方から集中治療とはどういうものか、これからどういうICUを作っていくのか、というようなお話だけをたくさん聞いて、どういうことが行われるのか実際に見てみたいという思いが強くなり、開設されてすぐのICUをローテートしました。

そこで重症患者さん一人一人に向き合って行われるきめ細やかな滴定治療をみてただただすごいと思った覚えがあります。ある重症患者さんが車椅子でICUから退室できるまでに改善したのを見たときは、こんなことができるのかと感動しました。そのときにこの講座を選んだのだと思います。

仕事の楽しみややりがいは

当講座ではICUの重症患者さんに対して「ベッドサイドで麻酔をかける」つもりで治療を行うようにと教わります。ICUに携わっていたときには、目の前の患者さんの状況を細かく確認して判断し、選択した治療で全身状態が改善していくのを見ることができたときはやはり嬉しく、やりがいを感じていました。

麻酔に関しても、麻酔は術中全身管理であり、困難症例であっても安全に行うようにすることが基本であると教わります。術前合併症のある症例に対し、術前からいろいろ考えて対策をたてるのは楽しく、またそれによって問題なく麻酔終了できたときにやりがいを感じていました。

現在は、娘の在宅医療でほぼ自宅から出ない生活を送っているため、デイサービスに娘を預けて、仕事に行くこと、働けること自体が楽しい、、、という状況です。あとは、長時間勤務することができないのでなかなかないですが、担当した麻酔を最初から最後まで行い、患者さんが何事もなく退室されていく時にやりがいを感じます。

今後の目標は

今の私にとっては娘のことが一番ですが、昨年、幸いにも専門医試験に合格し、資格を取得することができたので、出来るだけ維持できるように頑張りたいと思っています。

今後は、また学会参加、発表を出来たらと考えています。

藤田麻酔科を考えている入職希望者へのメッセージ

当講座は臨床では麻酔、集中治療、ペインなど様々なことを行っています。

麻酔ではICUがあることで術後も含めた周術期管理を学ぶことができ、またICUでの経験が重症症例の麻酔管理へ生かすことができます。反対に、予定して行われる手術麻酔を経験することで手技や全身管理の基本が学ぶことができ、それがICUでの重症症例の治療へと返ってくると思います。麻酔、集中治療どちらに興味を持っていても多くのことが学べる環境です。

また臨床だけではなく、学会発表や論文作成、研究にも力を入れています。

いろいろなことを学びたい、吸収したいと思っている方なら当講座でとても多くのものを得ることができると思います。忙しくないとは言いませんが、とてもやりがいのある仕事です。私は障害のある子供のことで復職をするかどうか、そもそも働けるのか悩んでいたときも、やっぱり働きたい!と思えた仕事、職場です。一緒に働く先生たちも素敵な方たちばかりです。自分の状況が変わっても色々な働き方を考えることができる、配慮してもらえるので女医さんもあまり気にせず入っていただきたいです。ぜひ一緒に働きましょう。