麻酔の主な業務について
麻酔業務の開始は8:30からのカンファレンスです。
麻酔ディレクター、麻酔担当医、インストラクター、看護師、薬剤師とともにカンファレンスを行います。症例提示を行い、麻酔方法やリスクなどの再確認を行います。
また、困難な症例があれば麻酔方法に関して再度検討を行います。
初期研修医や専攻医は麻酔インストラクターとともに麻酔を行います。経験豊富な麻酔インストラクターのもとで、全身管理の基礎や蘇生技術・麻酔技術を十分に学ぶことができます。
専攻医1~2年目は、すべての症例で麻酔インストラクターの指導のもと全身麻酔、硬膜外麻酔、脊髄くも膜下麻酔、各種神経ブロックを学びます。
専攻医2~4年目は、全身状態のリスクが少ない患者において、麻酔インストラクターの監視のもと全身麻酔、硬膜外麻酔、脊髄くも膜下麻酔、各種神経ブロックを学びます。リスクの高い症例や心臓血管外科麻酔では、インストラクターとともに麻酔管理を行います。
後期研修医5年目以降 手術室フロアディレクター、麻酔当直などを担当します。
後期研修としてICU管理を同時に学びます。ハイリスク症例では術中麻酔管理だけでなく、術管理・経過、場合によっては術前管理を学ぶことができます。当院の専門医プログラムでは、術中麻酔管理だけでは学ぶことができない多くのことが学べることも特徴です。
指導医、専門医のスタッフが多く在籍していますので、安全に麻酔を学ぶことができます。
また手術件数が非常に多いため、麻酔科専門医で必要な症例数に困ることはありません。
ある日の1日