くりやまくんの四方山話
【留学先】ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院(MGH)麻酔科
なんだ?このアラーム音は?silentに設定しているはずなのに、携帯がけたたましく、突然鳴り出しました。Amber alertと表示されているけど、、、。なにこれ?
実はこれ、モバイル端末に緊急速報を流すシステムWEA(Wireless Emergency Alerts)というものらしく、
1.気象に関する緊急警報
2.緊急避難警報
3. Amber alert(誘拐事件速報)
4.国家的な緊急事態の際の大統領からの警報
などの際に発信される模様。日本で言う、緊急地震速報みたいなものかな?4の大統領からの警報がないことを祈りたい。
Bostonの人口は64万人、面積232km2 (名古屋市326km2)なので、さほど大きい街じゃないが、改めてBostonでの犯罪の発生を見ると殺人、強盗、強姦など多い。愛知県と比べても遥かに多い。外務省Boston日本領事館のHpをみると発砲事件なんか日常的に起こっているようだ。普段危険な目に全然遭っていないから完全に平和ボケしているから、、、気をつけないと。(安全と勘違いしてしまう平和ボケは、日本人特有のものなのだろうか?)
ちょっと話は変わりますが、VISA更新で日本に帰った時に違和感を感じたことがありました。空港でトイレに行ったら、、次の順番を待つ人が後ろに列を作って待っているじゃないか。久しぶりのこの感覚。この一年間、そういえばこんな経験はなかった。身動き取れない状態で、後ろに立たれると、なんとも言えない不安を感じました。
アメリカ、誘拐でGoogle検索すると、、、びっくりするくらい検索できます。確かな情報ではないとしても、こんなに誘拐が多いなんて。よく聞く話ですが、アメリカでは13歳以下の子供の行動には必ず親が見守らなければならないようです。ちょっとの時間だから車で寝かしておく、家で留守番をさせる、外で遊ばせるなんてことをすると虐待で警察・裁判沙汰になるみたいです。それ以外でも外で口論する、強く叱るなど、外務省Boston日本領事館にもこんなケースで問題になった という実例が沢山あります。アルコールも外では飲めませんし、お店で飲む・買う時も年齢確認のためIDの提出を求められます。(西田先生でも求められていました)日本の感覚でいると思わぬトラブルに巻き込まれる可能性が有ります。皆さん気をつけてくださいね。
何でもかんでも自己責任の国、アメリカ。13歳までは親の責任、それ以降はその子個人の責任。そんな単純な構造じゃないのかもしれませんが、責任の所在をはっきりとさせ、その責任を果たせないのならそれぞれを厳しく取り締まるというのはわかりやすい気がします。移民が多く、文化、風習が違う国民が一緒に暮らすには明確なルールを作り遵守する、仕方がないことかもしれません。かつての日本では、共通の価値観があり(島国ならでは?)、また長屋文化のように地域での共助が期待できていたのかもしれませんが、様々な価値観や個性が重視される傾向の中で、それらの多くは失われ、やや自己中心的な世の中になってきている気もします。
ということで、2度目の夏が終わり、秋が近づいています。今年も夏っぽいことは、毎年恒例のlabのBBQぐらいしかやっていませんが、、、。秋は何をしようかな?では。