海外留学体験記:栗山 直英 No.20

くりやまくんの四方山話

【留学先】ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院(MGH)麻酔科

さて、早いもので2015年も終わりです。本当に、あっという間の一年でした。色々と困ったこと、悩んだこと等もありましたが、もともとの鈍感力のせいか、いい思い出しか残っていません。アメリカで過ごすHoliday seasonもこれできっと最後。Bostonの紅葉から始まるこの季節は本当に綺麗で、また見たくなるのだろうな~と思います。去年に比べると今年の冬は暖かく、まだ気温も0−5度前後程度。今回の冬は雪がたくさん降るのだろうか?大雪になると不便になりますが・・・。案外楽しみにしています。

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先日、アパートの契約更新がありました。私が住んでいるところは築何年経っているのか知りませんが、かなり古い建物です。見た目もレトロで横浜の煉瓦倉庫そっくりな建物です。(昨年近所に新しい煉瓦調のアパートが出来ましたが、煉瓦風のパネル?を貼り付けて作っていました。完全木製の4階建て。地震の多い日本ではありえない建築かも?) ちなみに、うちは初年度$1,850/moのBoston価格からかんがえると格安価格!駐車場は路駐で、洗濯場もない物件ですが、暖房、hot waterは込みです。不思議なことに?アメリカでは契約更新するごとに家賃が上がっていくシステム。物件はどんどん古くなるのに、なぜ?? 去年の契約更新では$50upですみましたが・・・。今年は$300もup。半年の延長契約だから、と言われても。初年度からいると約42,000円も上がっている。(日本ならワンルームぐらい借りられる)窓から直接リスに餌をあげることができるのがいいところですかね。



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話は変わりますが、実はちょくちょくMGH Burn Intensive Care Unitにいく機会があります。基本的に、こちらの資格がない私は実際の医療現場を見る機会がありません。臨床検体を受け取りにいく時のみ病棟内に入ることができます。病棟に入るためにはauthorization されたMGH のID badgeで入るか、もしくはinterphoneを鳴らして鍵を開けてもらう必要が有ります。不特定多数の人が出入りするので、日本の病院もしっかり防犯しないと。あと、病棟内にRAPID response teamの掲示が有りました。どこも一緒ですね。

それではまた。