栗山 直英

平成16年~
愛知厚生連 海南病院 研修医
平成18年~
愛知厚生連 海南病院 救急・麻酔・集中治療部
平成20年~
藤田保健衛生大学 麻酔・侵襲制御医学講座

麻酔・侵襲制御医学講座に入局した理由

元々は呼吸器内科志望でした。家庭医を目指し、各科救急疾患・初期対応を学ぶため総合診療に興味を持ちました。患者が急変した場合、一般病棟では管理困難となるとICUにて治療が行われ、落ち着いた時点で一般病棟に戻ってきました。はっきり言って、まったく面白くなく、おいしいところを持ってかれた気分でした。重症呼吸不全、多臓器不全の管理は一般病棟では経験できず、私に取って面白くない慢性期の管理が中心でした。

麻酔というより、ICU・集中治療に興味を持ち麻酔科に入局しました。

私の現在のキャリアについて

主に手術麻酔/ICU管理を行い、研修医教育を行っています。

一般的な症例は研修医とともに管理し、また、移植、心臓麻酔や多臓器不全の患者など、高度な麻酔管理を要する症例に対して、若手医局員とともに麻酔管理を行っています。

当科は手術室麻酔だけではなく、集中治療を行っています。手術麻酔だけでは経験できない、周術期の臨床経過をICUで経験できます。全身管理の基礎を麻酔で学び、救急、集中治療でさらに技術、知識を深めることが可能であり、当科で習得できる技術、知識は臨床医に必須の知識です。

仕事のやりがいとその魅力

医者の仕事は、様々な制限の中で治療が行われますが、ICUでは患者にとってベストと思われる治療を制限なく(保険の制限内ですが)行えます。今やるべきこと、やらなければならないことが出来る、それが魅力でありやりがいです。

この先、目指すものは

われわれ一人一人が対応できる患者には限りがあります。

同じ志と同じ感覚をもった医師を増やし、ICUに入室する前の一般病棟や救急外来から、一貫した治療を行えるようにしたいです。

麻酔科を目指す方へ伝えたいこと

当科は手術室麻酔だけではなく、集中治療を行っています。手術室を退室した後の経過を知らなければ、独りよがりな、自己満足の麻酔管理となる可能性があります。手術麻酔だけでは経験できない、周術期の臨床経過をICUで経験することで麻酔技術が向上します。

術中麻酔管理で全身管理の基礎を学び、救急、集中治療でさらに技術、知識を深めることが可能です。当科で習得できる技術、知識は臨床医に必須の知識であり、他科に進んだ後も役に立つ経験です。