内山 壮太

平成20年
藤田保健衛生大学医学部 卒業
 
坂文種報徳會病坂文種報徳會病院 研修医
 
藤田保健衛生大学 麻酔・侵襲制御医学講座 助手
 
藤田保健衛生大学 麻酔・侵襲制御医学講座 助教
現在
藤田保健衛生大学 麻酔・侵襲制御医学講座 助教

私が麻酔科を選択した理由

元々は産婦人科志望でした。

研修中はあまり一生懸命頑張るタイプではありませんでした。

しかし、いつかは地元の九州へ戻ろうと考えた時に、今の自分が他の病院で通用するのか?と思うと急に怖くなってきて、焦り始めていました。

そんな時に、麻酔・侵襲制御医学講座が開設され、麻酔だけでなく、重症患者の治療もclosed ICUで行っているという噂を聞いて、2ヶ月間の研修を行いました。そこで教育熱心な先生方を見て、ここに入れば今自分が一番求めているものが手に入ると直感的に感じ、自分の勘と、先生方を信じて当講座のお世話になることを決めました。麻酔の標榜も取得できるし、一石二鳥かなと思いました。

私の現在のキャリアについて

現在は麻酔、集中治療がメインです。

麻酔に関しては手術件数が全国でもトップクラスであるため、症例は豊富です。

よそでは経験できない症例にいくらでも出会えます。

集中治療は麻酔の経験を生かし、小児から大人まで幅広くclosedで治療に携わっています。

心臓血管外科の先生方と一緒に当直も行っているため、関係は良好です。

また救急部のICUの当直も手伝っており、救急部、ERの先生方とも関係は良好です。

病棟の急変にも呼ばれることもあります。

仕事のやりがいや、仕事に対する思い

重症な全身状態の患者を数多く見ることが出来るので、「この患者さん急変するかもしれない。ここ数日は要注意だな。」という「匂い」に敏感になりました。

もし、他科に移ったとしても、この嗅覚があれば適切な段階で、ICUなり他科なりにコンサルトが出来ると思います。

我々は患者と接する機会は非常に限られていますが、患者の知らないところ(術中、ICUで挿管中、病棟での急変時など)で頑張っています。

我々が必要になるときというのは大抵患者によからぬ事態が起こっている時であり、そんな場面は少ないにこしたことはありません。でも「ここぞという時に患者を支えることの出来る医師でありたい。」それが私の思いです。

私の進む未来とは

3年麻酔、集中治療を学んだ後は自分の興味のある方向へシフトしていっていいと教授もおっしゃってくれており、手術麻酔、集中治療、ペイン、緩和など選択肢は広がっています。

今は目指すものはない。ただ目の前にある課題を一つずつこなし、まずは一人前になることが目標です。

最終的には地元九州に戻りたいと現時点では考えています。

それまでに、少しでも学生の頃に目指していた、理想の医師像に近づけるように努力します。

麻酔科を目指す方へ伝えたいこと

麻酔の分野は手術麻酔、救急、集中治療、ペイン、緩和と、とても幅広く、飽きることは無いでしょう。

さらに麻酔科は人間の体の仕組み、恒常性を維持するための知識、技術を多く学べる分野です。

まず医師としてのベースを学ぶには当講座はとても適していると思います。