【派遣先】公立西知多総合病院 ICU 【文責】秋山 正慶
11月になりました。そろそろ来年度のことについて意識する時期ですね。
誰と、どこで、どのように働くか。とても大事なことです。
今、気がつけば医師8年目です。同期の先生もみんな各方面の専門医をとり、博士号も取得されている先生もいます。留学にいく人たちもでてきました。
みんな中長期的な目標を決めて、そこに必要な技術や知識、資格や人脈などをがんばって得ています。
私は最終的なビジョンを持たないまま、とりあえず専門医資格や目の前の人を救えるようになれればと思い入局し、目の前のことを一生懸命にただひたすらこなしてきました。
そこで、ふと振り返り自分に何が足りないのか、今後はどうするのか(自分はどうしたいんだ)と考えることが増えました。
麻酔は一般的な麻酔から小児・心臓・帝王切開と、一通りできるようになりました。末梢神経ブロックも主なものはできるようになりました。瀕死の患者を目の前にして、状態を立て直せるようになりました。(できないものありますが)
10年後の将来なんてわかりません、人生は将来がわからないから面白いんだと教授は言っていました。今の私の目標は西知多ICUをもっと大きくし、救急に関わるようになり、救急を学びながら、ずっとやりたかったペインクリニックの勉強をすることです。そして、それは新美先生と二人では限界があります。
なので、西知多総合病院の研修医からうちのICUに入局してくれるように、ICU麻酔科が魅力的に感じるように日々がんばっています。
そして!!その甲斐あって研修医の村山先生が来年から仲間に加わることが決まりました!!!
彼がICU麻酔科を選んでよかった、と感じてもらえるように今後もがんばります!
というわけで来年度からは西知多ICU麻酔科は3人体制でがんばりまーーす!