助教 鈴木 紳也

Profile

役職
助教
出身校(卒年)
2010年4月入学~2016年3月卒業 藤田保健衛生大学病院 医学部医学科(現:藤田医科大学)
経歴
2018年4月~2020年3月 藤田医科大学医学部 麻酔・侵襲制御医学講座 助手(定員外)
2020年4月~       藤田医科大学医学部 麻酔・侵襲制御医学講座 助教(定員外)
資格
麻酔標榜医
所属学会
日本麻酔科学会、日本集中治療医学会、日本呼吸療法医学会、日本臨床麻酔学会、日本shock学会、アフェレシス学会
鈴木 紳也

藤田麻酔科のいいところ

麻酔に関しては手術件数が全国でもトップクラスであり、症例は豊富で、他施設では経験が難しいような症例にいくらでも出会えます。また、集中治療では小児から大人まで幅広くclosedで治療に携わっており、手術麻酔だけでは経験できない周術期の臨床経過をICUで経験することで麻酔技術の向上につながります。さらに、院内の病棟などの急変時の対応もMETという形でしており、病棟などの急変時の対応にも強くなることができます。大学病院であるので、自分も社会人大学院生として、研究にも関わらせていただいているように、研究者等の選択肢も持てます。藤田では手術麻酔、集中治療、ペイン等についても学ぶことができますし、医局員の数も多く、雰囲気もいいので、疑問なども気軽に上級医に質問等をできます。

なぜ藤田麻酔科を選んだのか? なぜ麻酔科医になったのか?

私が麻酔科医に最初に興味を持ったきっかけは、学生時代に西田先生のお話を聞き、自分に合っているのではないかと感じたことがきっかけでした。その後は、研修医になるまであまりかかわることはなかったですが、研修医時代に麻酔科をローテートさせてもらったときに、挿管、人工呼吸器の設定、血圧低下したときの対応など、分からないことだらけではありましたが、それらの疑問等を上級医の先生方に教えていただいたり、自分なりに考えてさらに質問したりしながら、処置をしていく中で、自分の行った処置が、すぐに結果として現れる麻酔・全身管理は非常に面白いと感じました。さらに、麻酔、全身管理を学べば、緊急事態等にも対応出来るようなれると考えたからです。
また、手術麻酔、集中治療、ペイン、緩和など幅広い分野があり、様々な働き方があることも麻酔科を選んだ理由です。

仕事の楽しみややりがいは

様々な症例に出会い、どうすればいいかを考えて実際に経験することができることにはやりがいを感じます。
患者さんの状態を把握し、的確に判断し処置することで、自分の行った処置が、すぐに結果として現れる点が非常に面白いと感じました。手術麻酔なら、バイタル、痛みのコントロール等が思い描いたようにでき、患者さんが何事もなく落ち着いた様子で手術室を出て行ったときなどにもやりがいを感じます。
集中治療では小児から大人まで幅広くclosedで治療に携わり、手術麻酔だけでは経験できない周術期の臨床経過を集中治療で経験することで麻酔技術の向上につながります。さらに、院内の病棟などの急変時の対応もMET、痛みに対しての治療をペイン外来で学んだりと学べることがたくさんあるので自分の興味のある分野をどんどん見つけていけばやりがいには困らないと思います。

今後の目標は

まずは、手術麻酔を基本にしながら、日々の疑問等を上級医の先生方に教えていただいたり、自分なりに調べたり、質問したりしながら、MET、ICU等で、救急、集中治療をさらに学び、技術、知識等をより身につけて全身管理や急変時対応もできるようになり、どこに行っても困ることがないようになりたいと思っています。また、大学院生でもあるので、社会人大学院生として大学院の授業や研究も行っていき、学会発表などもしていきたいと思います。
その上で、各種専門的な資格などを取得していき、サブスペシャリティーを持ったり、手技等についても上級医の技術や技などを教えていただいたりしながら学んでいきたいと思います。
手術麻酔、集中治療、ペイン、緩和など学ぶことができる分野が幅広くあるので、今後、自分がどの分野に特に興味を持つかはわかりませんが、興味を持つ分野を見つけながらより精進していきたいと思います。

藤田麻酔科を考えている入職希望者へのメッセージ

手術件数が全国でもトップクラスであり、症例は豊富で、他施設では経験が難しいような症例にいくらでも出会えるので、術中麻酔管理で全身管理の基本を学び、救急、集中治療でさらに技術、知識をつけていくことで、どこに行っても困ることがないようになれると思います。その中で、今後、手術麻酔、救急、集中治療、ペイン等将来の範囲も広いため、自分に合ったものを見つけていければいいと思います。医局の紹介文にもありますが、ICUでの膜型人工肺による呼吸管理や経皮的人工心肺装置を用いた循環管理をはじめとして、急性期からの積極的な栄養管理、積極的な呼吸リハビリテーション、病態にあわせた急性血液浄化療法など高度先進的な全身管理全身管理を学び、院内の病棟などの急変時の対応のMETで救急対応等を学んでおくことは、どんな将来を選んだとしても確実にプラスになると思います。ぜひ一緒に働いて学んでいきましょう。