研究活動のご紹介

研究活動 お知らせ一覧

人工呼吸器を使用しているICU入室患者様へ臨床研究登録に関するお知らせ

[HP公開日:2014年7月30日]

研究課題名

「人工呼吸患者における酸素投与と酸塩基平衡変化に関する多施設観察研究」について

研究概要および利用目的

藤田保健衛生大学病院集中治療部では、呼吸不全やその他の臓器障害から患者様の生命を守るため人工呼吸管理を行っています。これまでの研究で、本邦で人工呼吸を要する患者様の中で、悪い転機をたどる患者様の割合は依然高いことが分かっており、我々は日々患者様の生命や治療後の生活の質が向上するように診療にあたっています。

近年、酸素投与方法および体内の酸性アルカリ性のバランス(酸塩基平衡)に影響を与える二酸化炭素量のコントロール方法に関する研究が報告されていますが、人工呼吸を要する集中治療患者様において、どの程度の酸素濃度を提供すべきかあるいは酸塩基平衡の異常に対してどのように対処すべきか、未だ結論がでていません。

人工呼吸を要する集中治療患者様における酸素療法や酸塩基平衡に関する研究を行うためには、多くの患者様の情報を集めた観察研究が必要となります。このような研究から、日本国内における酸素投与法や酸塩基平衡に関する疫学情報が明らかとなり、患者様の予後との関係が明らかとなれば、今後、患者様の予後改善につながる人工呼吸や酸塩基平衡異常に対する対策を立てる上で大変有用となります。そこで今回、当院および日本の複数の医療機関において、人工呼吸を要する集中治療患者様の情報と当該患者様の酸素療法および酸塩基平衡の情報を併せて集積し、これらの予後に与える影響について探索する研究を実施することといたしました。(倫理委員会承認番号:14-151)

研究期間

この研究は、平成26年06月26日(倫理委員会承認日)から平成26年11月31日まで行う予定です。

取り扱うデータ

患者様のカルテから以下のデータを収集させていただきます。

  1. 患者基礎情報
    年齢、性別、身長、ICU入室理由、人工呼吸を要する理由、慢性疾患合併の有無、ICU入室28日目の患者状態、ICU滞在中の人工呼吸期間、ICU滞在中の腎代替療法の施行期間 、患者重症度スコア
  2. 人工呼吸に関する情報
    人工呼吸の設定、酸素濃度(FIO2)
  3. 血液検査の結果
    酸素や二酸化炭素などのガス濃度
    各種イオン、アルブミン、乳酸などの濃度

個人情報保護の方法

個人情報、検査結果などの記録、保管は第三者が直接患者様を識別できないよう登録時に定めた登録番号を用いて管理します。また得られた記録は、インターネットに接続していない外部記憶装置に記録し、当院ICUの鍵のかかる保管庫に保管します。

研究参加による利益・不利益

  • 利益
    本研究にデータを提供いただいた患者様個人には特に利益と考えられるようなことはございませんが、この研究の成果によっては、今後の医療や患者様にとって、適切な人工呼吸療法や酸塩基平衡管理の開発が期待できます。
  • 不利益
    カルテからのデータ収集のみであるため、特にありません。

研究終了後のデータの取り扱いについて

研究終了後には、データは、患者様個人を特定できない状態にして廃棄します。

研究成果の公表について

研究成果が学術目的のために論文や学会で公表されることがありますが、その場合も、患者様の個人情報の秘密は厳重に守られますので、第三者に患者様の個人情報が明らかになることはありません。

研究へのデータ使用の取り止めについて

いつでも可能です。患者様あるいはその代諾者の方が(患者様の配偶者、成人の子、父母、成人の兄弟姉妹若しくは孫、祖父母、同居の親族又はそれらの近親者に準ずると考えられる方)がデータを本研究に用いられたくないと考えられた際には、集中治療医師または問い合わせ窓口までご連絡ください。撤回により何ら不利益を被ることは一切ありません。

取り止めの希望を受けた場合、それ以降、患者様のデータを本研究に用いることはありません。しかしながら、同意を取り消した時、すでに研究成果が論文などで公表されていた場合は、結果を廃棄できないこともあります。

共同研究施設

  1. 神戸大学医学部附属病院集中治療部助教 江木 盛時
  2. 神戸大学大学院医学研究科 外科系講座 麻酔科学分野 教授 溝渕 知司
  3. その他 全国の集中治療認定施設に参加公募中

問い合わせ窓口

この研究についてのご質問だけでなく、ご自身のデータが本研究に用いられているかどうかをお知りになりたい方や、あるいはご自身のデータの使用を望まれない場合など、この研究プロジェクトに関することは、集中治療医師または下記の窓口までお問い合わせ下さい。

連絡先
研究責任者:藤田保健衛生大学病院 麻酔・侵襲制御医学講座 教授 西田 修
電話:0562-93-9008

急性呼吸窮迫症候群の大規模多施設共同観察研究のお知らせ

[HP公開日:2014年3月4日]

研究の目的

急性呼吸窮迫症候群(Acute Respiratory Distress Syndrome ;ARDS)の診断基準が一昨年改訂されました。これに伴い、この新基準(Berlin Definition)に基づく疫学調査の必要性があります。

ヨーロッパ集中治療学会 (ESICM) から各国の集中治療医学会を通じで参加施設を募っており、世界規模の疫学調査が計画され、当院でもそれに参加する事になりました。

現在英国クイーンズ大学病院、カナダトロント大学病院をはじめ全世界の大学病院や市中病院が参加を表明しています。

本調査研究は国内の多くの施設も参加が予定されており、日本から少しでも多くのデータを出して、今後少しでも日本人に良くあった治療ガイドライン等の作製に寄与したいと考えております。

また、本学集中治療室の患者様のデータを本研究の解析に利用することが将来的には全世界のARDS患者の治療に役立つと考えられます。

本研究は当病院倫理委員会の承認(倫理委員会承認番号13-296,平成26年2月7日以)を得て行っております。

研究の方法

2014年2月1日~3月31日のうちの任意4週間に、当院集中治療室 (ICU)に入室した16歳以上の患者で、かつ、侵襲的もしくは非侵襲的人工換気を受けた方が調査の対象となります。

データベースを元に重症度や転帰などを解析します。

本調査は純粋な調査研究であり、患者様への直接的な介入や侵襲はなく、いかなる利益・不利益も生じません。また、情報はすべて匿名化され、個人が同定されることは決してありません。

もしもご自身、あるいはご家族の情報を本調査に登録されたくない場合には、下記連絡先までご連絡下さい。撤回を希望される患者様の情報は削除し、研究データとして使用することはありません。また、撤回により何ら不利益を被ることはありません。

なお、すでに調査が終了してしまい、データが公開された後では、あなたのデータを削除できないことがあります。

LUNG SAFEのLOGO

連絡先
藤田保健衛生大学病院 麻酔・侵襲制御医学講座 教授 西田 修
電話:0562-93-9008

絶飲時間の見直しとその実態に関する研究についてのおしらせ

[HP公開日:2014年3月4日]

研究の目的

近年,多くの研究で短時間絶飲水の安全性と術後早期回復への有効性が報告されてきています。従来,当院では手術当日0時より絶飲食とする指示が慣例化されていましたが,2013年6月,日本麻酔科学会の術前絶飲食ガイドラインをもとに,当院においても術前絶飲水プロトコールを作成いたしました。プロトコールでは,1件目手術では予定時刻の2時間前,2件目以降手術では予定時刻の4時間前まで飲水可能としました。今回,プロトコール運用開始後2か月を経過したところで,18歳以上の患者に対し,指示された絶飲時間と実際の絶飲時刻,最終飲水量の聞き取り調査を行いました。今回の研究では,その際に取ったデータをもとに,短時間絶飲の安全性や有効性を検討する予定です。
(倫理委員会承認日:平成26年2月7日 承認番号:13-284)

研究の方法

平成25年9月11日から9月30日の間に全身麻酔をおこない,術前短時間絶飲プロトコールを適応した18歳以上の患者100名に対して,手術室入室時に,最終飲水時刻および飲水量の聞き取り調査を行いました。その他,観察項目としては,年齢,性別,身長体重,麻酔術前評価リスク,入室予定時刻と実際の入室時刻,絶飲指示の時刻,麻酔導入時の合併症,胃液量などを評価しました。その際に得られたデータをもとに,統計解析による検討を行います。本調査は通常行っている臨床業務純粋な調査研究であり、患者さんへの直接的な介入や侵襲はなく、いかなる利益・不利益も生じません。また、情報はすべて匿名化され、個人が同定されることは決してありません。

連絡先
藤田保健衛生大学病院 麻酔・侵襲制御医学講座 教授 西田 修
電話:0562-93-9008

腹腔鏡下手術と腎機能に及ぼす影響についての対象症例登録に関するおしらせ

[HP公開日:2014年3月4日]

研究の目的

腹腔鏡下手術は低侵襲とされており、全世界で一般的に行われています。しかしながら術中から術後にかけての合併症は少ないながらも起こっております。その中で術中の尿量の減少や術後の腎機能障害などが報告されています。さらには腎機能障害によって血液浄化療法を必要とした症例も少なからず存在するのは事実です。当院は国内でも有数の手術件数を誇り、特に腹腔鏡下手術をはじめとする鏡視下手術が数多く行われています。そこで本調査を行うことで腹腔鏡下手術における腎機能に対する影響を検討することにより、今後増加すると考えられる腹腔鏡下手術の周術期管理に役立てることを目的とします。なお本研究は当病院倫理委員会の承認を得て行っております。
(倫理委員会承認日:平成26年1月20日以降 承認番号:13-279)

研究の方法

平成21年1月1日から平成25年11月31日までに腹腔鏡下手術を施行された患者様が対象となります。既にあるデータベースを元に手術時間、麻酔時間、出血量、尿量や周術期腎機能などを解析します。本調査は純粋な調査研究であり、患者さんへの直接的な介入や侵襲はなく、いかなる利益・不利益も生じません。また、情報はすべて匿名化され、個人が同定されることは決してありません。

もしもご自身、あるいはご家族の情報を本調査に登録されたくない場合には、下記連絡先までご連絡下さい。撤回を希望される患者様の情報は削除し、研究データとして使用することはありません。また、撤回により何ら不利益を被ることはありません。なお、当ホームページ掲載後1年以内にお申し出がなかった場合には、参加を了承していただいたものとさせていただきます。

連絡先
藤田保健衛生大学病院 麻酔・侵襲制御医学講座 教授 西田 修
電話:0562-93-9008

集中治療室重症症例登録に関するおしらせ

[HP公開日:2014年1月27日]

研究の目的

日本集中治療医学会は、我が国における重症患者管理施設の診療体制を明らかにするために、ICUの患者情報管理システムを利用して、ICUの機能評価に関係する情報を収集し、解析を行っております。本調査研究は国内の多くの施設が共同し、その結果を解析して集中治療室の機能評価を標準化する予定です。本研究は当病院倫理委員会の承認を得て行っております。

研究の方法

平成25年12月24日以降(倫理委員会承認日)に当院集中治療室に入室され治療を受けられた方が対象となります。既にあるデータベースを元に重症度や転帰などを解析します。本調査は純粋な調査研究であり、患者さんへの直接的な介入や侵襲はなく、いかなる利益・不利益も生じません。また、情報はすべて匿名化され、個人が同定されることは決してありません。

もしもご自身、あるいはご家族の情報を本調査に登録されたくない場合には、下記連絡先までご連絡下さい。撤回を希望される患者様の情報は削除し、研究データとして使用することはありません。また、撤回により何ら不利益を被ることはありません。なお、ICU在室開始後1年以内にお申し出がなかった場合には、参加を了承していただいたものとさせていただきます。

連絡先
藤田保健衛生大学病院 麻酔・侵襲制御医学講座 教授 西田 修
電話:0562-93-9008

ICON auditについて

icon_logo

われわれのICUでは、The World Federation of Societies of Intensive Care Medicine(世界集中治療医学連合会)が計画し、世界中から約1,000施設が参加して行われる国際共同研究「Intensive Care Over Nations (ICON)」に参加しています。

詳細は、以下を参照して下さい。

Intensive Care Over Nations (ICON) audit

Aim of the audit
To describe the patient populations (including incidence and progression of organ failure) in critically ill patients hospitalized in intensive care units (ICUs) around the globe. All ICU admissions during a 10 day period will be enrolled and followed up until the end of their ICU stay (and hospital stay for survival).
Type of study
Prospective audit. All ICUs (with more than 365 admissions a year) will be invited to participate.
We anticipate 1000 ICUs across the globe will contribute.
Methodology
All adult (> 16 years) patients admitted to ICU during a 10 day period (Tuesday May 8 . Friday May 18, 2012). Planned ICU admissions (including postoperative surveillance) will not be considered.
Data collection will include epidemiological data and daily assessment of organ function and support. Length of ICU and hospital stay and outcome will be collected.
Ethical aspects
Each institution will notify the relevant ethics committee. No informed consent will be obtained, as an audit is purely observational and data collection will be anonymous.
Data analysis
At the University of Brussels (Hassane Njimi, statistician).
The database will be locked at the end of summer-2012 to have data analysis by the end of 2012.
Sponsorship
The study will be sponsored by the World Federation of Intensive and Critical Care Societies
Financial support
There will be no financial support to the participating ICUs.

ICUの患者様へ~国際調査研究へのご協力のお願い~

この度、The World Federation of Societies of Intensive Care Medicine(世界集中治療医学連合会)で、国際共同研究「Intensive Care Over Nations (ICON)」が計画され、世界中から約1,000施設が参加して、集中治療室(ICU)で治療中の患者様の病態やその治療法の現状を調査する事になりました。

そこで現在、当ICUで治療中の患者様のデータを集めております。

この調査は、あなたがこのICUで受けた治療や病状の情報を収集するだけですから、この調査のためにあなたに苦痛を与えることはありません。

1.ご協力頂く研究の内容について
研究課題
「Intensive Care Over Nations (ICON)audit:集中治療の国際共同観察研究」
研究機関名および研究責任者氏名
藤田保健衛生大学 医学部、麻酔・侵襲制御学 教授 西田 修
研究目的と方法
 

  • 【目的】
    • 全世界における集中治療室(ICU)の患者様の病態や治療中の現状を調査する。
  • 【方法】
    • 対象:平成24年5月8日~5月18日の期間中にICUで治療を受けている患者様
    • 調査内容:あなたがこのICUで受けた治療や病状の情報収集
      年齢、性別、基礎疾患などの疫学的データ、病態分類、臓器不全の状態、ICUで行った血液検査や尿検査など臨床検査結果、人工呼吸器などの装置の使用状況や使用日数、入院期間、生存日数 など
    • データの解析方法:あなたのデータは匿名かされるので、そのデータがあなたのものであると特定できない状態にします。そしてそのデータは、全世界から集められたデータとともに、ベルギーのブリュッセル大学でまとめられ、2012年の末までに評価・分析される予定です。
2.患者様への利益・不利益
不利益と思われるもの
この調査に参加することで、何らか処理をされたり特別なことをされたりすることはありません。
あなたの病状や検査結果のデータをカルテから抜粋し使用させて頂きますので、個人情報が漏えいしないよう、収集したデータは匿名化し、情報を厳重に保護いたします。
利益
利益はありません。
この研究結果はICUに入室するような重症患者様の今後の治療法に大きく貢献する可能性があります。ただ、あなた御自身に対する診療にこの研究成果をすぐに反映できるとは限らないので、利益はありません。
あなたに謝礼を差し上げることもありません。
3.安全性について

本研究は、ICU治療において通常行われている検査や処置が行われた上での観察研究であり、この研究のために、あなたに侵襲を与えることや治療方針が変わることはありません。

4.個人情報の保護

この研究で得られた皆様の個人情報は、第3者に知られることがないように、研究代表者の西田修が責任をもって管理致します。あなたの診療情報は、研究代表者を含めて研究に従事する医師にも直ぐにはわからない様に暗号化致しますし、集めたデータもあなたのものであると特定できない状態でブリュッセル大学に提供しますので、ご安心ください。
また、研究成果は、学会発表や学術雑誌に公表されることがありますが、個人情報が公開されることはありません。

5.参加拒否について

参加はあなたの自由意思に基づくものです。参加に同意しなくても、あなたの不利益になるようなことはありませんし、調査へのご協力についてはいつでも拒否または撤回をすることができますので、遠慮なくICUの医師まで申し出てください。
拒否・撤回によりあなたが不利益を受けることはありません。
一旦同意した場合でも、いつでも同意を取り消すことができます。その場合はあなたのデータや診療記録などは調査目的に用いられることはありません。ただし、同意を取り消した時すでに研究結果が論文などで公表されていた場合は、調べた結果などを廃棄することができない場合があります。
御希望があれば、より詳しい説明を致しますので、遠慮なくお申し付け下さい。

研究実施機関及び研究参加医師
研究責任者
藤田保健衛生大学医学部 麻酔・侵襲制御医学 教授 西田 修
分担研究者
医学部 麻酔・侵襲制御医学 講師 湯本 美穂
医学部 麻酔・侵襲制御医学 准教授 柴田 純平
大学病院、麻酔科2・病院特任准教授 山下 千鶴
医学部 麻酔・侵襲制御医学 講師 下村 泰代
医学部 麻酔・侵襲制御医学 助教 中村 智之
医学部 麻酔・侵襲制御医学 助教 栗山 直英
医学部 麻酔・侵襲制御医学 助教 原 嘉孝
医学部 麻酔・侵襲制御医学 助教 安岡 なつみ
医学部 麻酔・侵襲制御医学 助手 伊藤 舞
医学部 麻酔・侵襲制御医学 助手 内山 壮太
医学部 麻酔・侵襲制御医学 助手 河田 耕太郎
医学部 麻酔・侵襲制御医学 助手 栃井 都紀子
医学部 麻酔・侵襲制御医学 助手 秋山 正慶
医学部 麻酔・侵襲制御医学 助手 野田 昌宏
医学部 麻酔・侵襲制御医学 助手 小松 聖史
研究分担者
大学院医学研究科 麻酔・侵襲制御医学専攻 大学院生 須賀 美華
森 志乃
共同研究機関
The World Federation of Societies of Intensive Care Medicine(世界集中治療医学連合会)
問い合わせ先
研究責任者
藤田保健衛生大学医学部 麻酔・侵襲制御医学 教授 西田 修
住所
〒470-1192 愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1番地の98
TEL
0562(93)-9008
FAX
0562(93)-9008
E-mail
nishida@fujita-hu.ac.jp
注)メールアドレスの@は全角文字を使用しています。宛先入力の際は半角文字の“ @ ”に変換、入力して下さい。