- 2008年
- 藤田保健衛生大学 卒業
- 2008年
- 藤田保健衛生大学 初期研修医
- 2009年
- 結婚
- 2010年
- 藤田保健衛生大学 麻酔・侵襲制御医学講座 助手
- 2012年
- 藤田保健衛生大学 麻酔・侵襲制御医学講座 助教
- 2012年
- 第一子 出産
- 現在
- 藤田保健衛生大学 麻酔・侵襲制御医学講座 助教 育児休業中
私が麻酔科医を目指した理由
もともと研修医の時は呼吸器内科医希望でした。
研修医の時に、重症肺炎などを経験したことから、人工呼吸管理を含めた急性期の全身管理に興味をもちました。その際、ICUの先生たちに色々教えてもらって、本当の重症肺炎患者さんを治そうと思ったら、人工呼吸だけではだめだ!と思い、勉強のために2年間のつもりで、ICU・麻酔科医に。
なので、手術麻酔には当初興味ありませんでした。しかし、ICUは勿論、手術麻酔も面白くなってしまい、やめずに今に至ります。入院を診る内科医と比較して、麻酔科医は(周りの先生のおかげで!!)時間で区切って、自分の手術麻酔が終わったら帰りやすいのも魅力の一つです。
現在のお仕事について教えてください。
育児休業中!!
現在9ヶ月の娘の成長を見守る日々です。
1歳まで育児休業を頂いたら、復帰します!
当直業務はしばらく免除して頂けるので、復帰後はope麻酔が中心になると思われます。
藤田保健衛生大学病院自体が、育児女医さんの勤務時間を調節して出産後の復帰を支援する制度を始めた(週20−30時間勤務等)ので、西田教授に相談したら、復帰後の働き方も個別に相談に乗ってもらえると思います。医局の先生方もとても協力的に暖かく見守ってくださります。
しかしそれに甘え過ぎる事なく、ON/OFFははっきりしつつもONは全力で頑張ろうと思います。
仕事のやりがいや、仕事の中で得たなこと
体力、忍耐力、経済力(育児で大活躍!)
仲間(尊敬できる同期や後輩など。育児休業中も私の心の支えです)
なんでも相談できる上司(仕事はもちろん、夫との喧嘩の事や子育て、保育園の事まで。)
夫(外科医)との互いの仕事への理解と尊敬
私の進む未来とは
入局してから2年間、朝から晩まで仕事に追われて、息抜きに医局のみんなとお酒を飲んだり、忙しくもメリハリのある充実した楽しい日々でした。
妊娠してからは切迫になったこともあり、体力任せの働き方は出来なくなりましたが、医局の先生達に沢山サポートして頂き、ひとつひとつの仕事を余裕をもって楽しみながら仕事できるようになりました。妊娠前より、より仕事が好き、楽しいと思える様になりました。
産休・育休で娘と過ごす時間は、本当に楽しく幸せな時間ですが、一方で仕事をしている時間もとても楽しいのです。
私はスーパーウーマンではないですが、夫と娘と職場の先生たちの理解と協力を頂きながら、子育てと仕事という大好きな2つの事を両立して行きたいです。
麻酔科を目指す方へ伝えたいこと
麻酔科は、手術麻酔を軸に、ペインや救急、集中治療域までとても多領域に渡ります。
若いときは救急領域や集中治療領域など、ガッツリ働きたいけど、一生は無理・・・と思っている人にはうってつけの科だと思います。救急をしつつサブスペシャルとしての麻酔にすると、救急領域の仕事に深みが増す事は勿論、収入的にも安定しますし、将来的にはつぶしも利きます。
ON/OFFはハッキリしやすいので、家庭や趣味などの時間も大切に出来ます。
専門医の維持は週三回働いていれば可能なので、生涯仕事を細々と続けたい人にも向いていると思います。
つまり男性にも女性にもとても向いている科だと思います。
是非!当医局で一緒に働きましょう♪